六甲ロゲイニングに参加してきました。しかしアクシデントが発生してしまいました( ;∀;)

六甲ロゲイニング

六甲ロゲイニングというイベントに参加してきました。

地図やコンパスを使って山野に多数設置されたチェックポイントをできるだけ多く制限時間内に回り、得られた点数を競う大会

簡単に言うとそんな感じのイベントで、今回は六甲山系に、45のチェックポイントあり、それぞれに点数があって、六甲山系に散らばったチェックポイントをどう回っていくかは、各チームで考えていくというものでした。

私たちは4人のグループで参加しました。

受付をしてもらった今回のチェックポイントが書かれた地図を見ながら、作戦を練ります。

ちなみに、もらったゼッケン番号は。。。

119番でした。

これが後になって、ちょっと皮肉な番号になってしまいました(-_-;)

摩耶山天上寺

私たちは、まず摩耶山天上寺を目指すことにしました。

スタート地点からバスに乗って、摩耶山天上寺に行きました。

こうやって写真を撮ることが証拠となってポイントをもらうことができます。

ここは37ポイントでした(^^)

次は、「まやビューライン星の駅」を目指します。

まやビューライン星の駅

ここは私たちがよく山歩きで行く「掬星台」にあります。

天上寺から歩いて10分くらいのところにあり、さっそく証拠写真を撮ります。

ここは38ポイントでした。

このあたりで11時を回っていたので、急いで昼食を取って、さぁ!次のチェックポイントに行くぞ!

アクシデント発生

次は、青山道の途中にある「静香園前」

ここはお茶屋さんです。(入ってことないけど)(^^)

しかし、早朝まで降っていた雨で地面が滑りやすくなっていて、ちょっとした木の道を渡った時に、グループの1人が滑ってこけてしまいました。

振り返ってコケていた彼女を見ると、右足が変な方向に向いています。

いやいや、でもまさか。。。

すぐに彼女を抱き起そうとすると、激痛で起き上がれない状態でした。

少しでも彼女を道の脇に寄せて、イベント会社のほうに連絡しようとしましたが、電波が届かない!!

1人を彼女に付き添ってもらって、2人は電波が届くところまで下山することにしました。

下山すること、25分ほどでやっと電波が届くようになり、イベント開催の時に言われていたラインのほうに連絡を取りました。

連絡が取れたことで、1人は電波の届くところにいてもらって、とりあえず私は元の場所に戻ることにしました。

そして、とにかく身体を冷やさないようにしてあげて、初めてエマージェンシーシートを使いました。

エマージェンシーシートとは

エマージェンシーシートとは、緊急時に使う極薄のブランケットのことです。 ポリエステルのフィルムにアルミニウムを蒸着しているものが多く、エマージェンシーブランケットとも呼ばれます。 災害時、遭難時といった緊急事態に使用され、防風・防寒・防水効果があります。

買っていてよかったぁ!!!

やっと来てくれた人は、ポールを持っていた

かなり長い時間待った気がします。

やっと来てくれた係の人は、なぜか?ポールを2本持ってきていました。

あの工事現場で、三角コーンにかぶせて、立ち入り禁止とかに使われている黒と黄色のテープが巻かれいるポールです。

このポールでどうするんだろう??って思っていたら、

このポールに私たちのザックを通して、担架の代わりにして彼女を運ぶらしい。

えっ!それはちょっと無理じゃないか?って正直思いました。

安定も悪いし、足場も悪いし。。。

案の定、運ぼうとした瞬間、ポールがシナって変な音がしました(・.・;)

おぶって下山することに。。

結局、男性が彼女をおんぶしていくことになりました。

私たちはポールや他の人にザックをもって、とにかく下山することに必死でした。

途中から、もう一人来てくださって、その男性が最後、彼女をおんぶしてくれて、ようやっと救急車が呼べる場所まで下山することができました。

救急車を呼んで、やっと一安心だったけど。。

救急車を呼ぶと、ものの5分もかからないうちに来て、そして1人が同乗してくれて、

私ともう1人は、スタートしたところに荷物を預けていたので、イベントの人の車に乗せてもらって、イベント会場まで戻りました。

やっとホッとした気持ちでいたのだけど、同乗してくれた人から

「複雑骨折で手術、入院することになりました。」

という連絡をもらって、もうびっくりしてしまいました。

そんなにひどい状態だったとは思いもしなくって。。。

とてもショックでした。

*****

今回起きたことは、まったく他人ごとではなくて、まったく電波の届かない登山道で動けない状態になることになって、もしあれが1人で歩いていたらどうなっていただろうと思うと、怖くなります。

今回は、利用者の多い登山道で、何人かの人が声をかけてくれて、手伝ってくださった男性もいて、本当にありがたかったです。

自分では注意して歩いているつもりでも、こういうことは多々あると思います。

最近、山での事故もよく聞かれます。

でも、やっぱり山は歩きたい。

これからはもっと自分の中で想像できる不安要因を、頭に詰めて、ザックに詰めて、山を楽しんでいきたいと、思いました!