旅する蝶、アサギマダラ

濃茶色地に青白い斑紋があるアゲハチョウよりも大きなチョウ。斑紋部分は半透明。胴体もまだら模様になっている。
平地から山地、高原まで広く見られ、都市部の公園に飛来することもある。初夏から発生するが、晩夏から秋にかけて見る機会が多くなる。
あまり羽ばたかずにふわふわと優雅に飛ぶ。移動性が強く、マーキング調査では数百キロも離れた場所で発見されることもある。本州の北半分や北海道では冬越しできず、毎年、暖地で発生したものが飛来するが、個体数は少ない。
北日本や標高の高い山地などに生息し、秋になると沖縄・南西諸島や台湾などへ移動する。2千キロを飛ぶ個体もあるとされ「旅するチョウ」と呼ばれる。
という事で、こんな行程で歩いてきました!


いつもの布引の滝経由ではなく、旧摩耶道を歩いてきました。
旧摩耶道はその昔、明治時代は旧摩耶天上寺への布引方面からの参詣道だったそうです。


こんな感じでほとんどが階段で心折れるかと思いました(^_^;)
最後はほとんど意地で歩いてきました。
摩耶山



やっと摩耶山に着いて、三角点にお決まりの、指で「着きました」のご挨拶♪
その後は掬星台で昼食を取ったのだけど、風が強くて、寒い!寒い!
と言うより、こんなに風が強いとアサギマダラに会えないんじゃないかと心配になってきました。
不安な気持ちを持ちながら、アサギマダラがいる「天上寺」に行ってみました。
摩耶山 天上寺



アサギマダラが好むというフジバカマはきれいに咲いていましたが、肝心のアサギマダラがいません!
普段なら立ち入り禁止の場所ですが、この時期だけ許されているのか?
人が沢山集まっているところに行くと、1頭のアサギマダラがいました!
聞くと、この子だけ律儀にずっと止まってくれているようで、5.6人の人たちが大きなレンズを構えてそのアサギマダラを囲んでいるんです。
私は初めて見たので感激しましたが、去年はアサギマダラが乱舞していたそうです。
後ろ髪が引かれる思いで、アサギマダラにさようならをして、徳川道を歩いて森林植物園を歩いていきます。


歩いていると、こんな石標が。。。
「すぐまや」(摩耶)
「すぐありま」(有馬)
って書かれていました。すぐって書かれているけど、どっちも遠いんだけど。。ってちょっと笑ってしまいました(^^)
神戸市立森林植物園
昔はこれを見ながら、もうすぐだぁ~なんて思いながら歩いていたのでしょうか?


森林植物園に着いて歩いていると、なんと!アジサイが咲いていました!
二度咲きでしょうか?こんなことってあるのかな?
でもとてもきれいに咲いていました。
今回は10km以上のなかなかのしんどい山歩きでしたが、あんな綺麗な蝶を見ることができ、とても満足な山歩きでした。
来年はぜひ乱舞している様を見てみたい!(^^)
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