かんさい熱視線「願いをかなえるラストドライブ」を見て思い出したことがあります。

かんさい熱視線「願いのくるま」

NHK「願いをかなえる」ラストドライブ。として、放送されていました。

「人生の最後を迫った時、あなたは何を願いますか」と60代~80代の人に聞いたとき、

「死ぬときに悔いが残らない、生き方がしたい」

と答えたそうです。

全国でそういう人の願いをかなえてあげたいということで「願いのくるま」というのがあるらしいのですが、今回は埼玉での「願いのくるま」を取り上げられていました。

番組では、70代と50代のご夫婦が登場されていて、

70代の方は妻と一緒にお花畑に行きたい。

そして50代の方は、一緒に水族館に行かれていました。

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この番組を見ていて、父のことを思い出しました。

父は95歳で亡くなりましたが、自分では歩けなくなったころから、自分の戦友や昔の友達に会いたいと言い出しました。

そこで、私の義兄は父を車に乗せて、和歌山から四国へと、父の会いたい人に連絡を取って、父をその人の所まで連れて行ってくれたんです。

まさしく、義兄は父にとっての「願いのくるま」でした。

父がそういうことを言い出した時はちょっとびっくりしましたが、自分の人生の終わりを感じ始めたときに、そういう思いになったというのは、

「悔いの残らない、生き方がしたい」

ということだったのかもしれません。

義兄のおかげで、父は悔いのない最期がおくれたんだと思っています。

後悔のない人生というのは、ほとんどないと思っていますが、

「願いのくるま」は、最期に「よかったな」を思わせてくれる。まさに

「奇跡のくるま」かもしれないな。って思いました(^O^)